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10のあんしん物語

08 助川 満

社会保険労務士ならではの対応でお客様から得られた信頼。
公的保険・民間保険の特徴をご説明して確かな安心を届けたい。

保険の業界に入り14年になります。保険の世界は、組織に属するというよりは、個人の実力で勝負が出来る世界だという理由です。私は、民間保険だけでなく公的保険についても勉強し、社会保険労務士の資格を取得しました。社会保険労務士としての勉強、そして保険に関しての商品知識などを勉強しましたが、すべて独学で学び、営業の現場で身体で覚えていきましたね。

この仕事に就いて最も心に残っている出来事は、ある生命保険に入っていたお客様ご本人が亡くなったときのことです。保険事故でしたから、奥様のほうから死亡保険金の請求が来ましたが、「遺族年金の請求の仕方が判らない」ということで、それをすべて私が請け負って対応させていただいたときは、涙ながらに感謝されました。通常、遺族年金の請求は、社会保険労務士に頼むか、自分で年金事務所に出向き相談員さんに説明してもらうことになります。しかし自分でやるとなると、何回も年金事務所に足を運ぶことになり、大変です。そこで私たちは、「これだけの資料を用意してください」とアドバイスできますので、手続きの効率も良く、感謝されましたね。

遺族年金の請求などは、誰に相談をしていいか判らないというのが現実です。その奥様も、悲しみの底にいる中で、その手続きをしなくてはなりませんでした。そのときに私が社会保険労務士の資格を持っていてお手伝いできたことは、本当に良かったです。その後、奥様ご自身も生命保険に入っていただき、「保険は助川さんにすべて任せる」と今でも言っていただいています。信用というのは積み重ねですから、これからもそれを忘れずに努力していきたいですね。

私が普段から心がけていることは、お客様の目線に立って、心のこもったサービス、確かな安全を提供するということです。私は社会保険労務士という公的保険や公的年金の専門家ですから、他の保険の営業マンより広い視野でお客様に提案できるという良さがあります。公的保険のメリット・デメリット、民間保険のメリット・デメリットをお客様に的確にアドバイス出来る意味で、この資格を取って本当に良かったと思います。

中小企業にも身近な相談相手としての社会保険労務士がいないところが多いので、保険を通してお客様にそのようなアドバイスが出来るということは、とても感謝されます。法人の場合、従業員さんとのトラブルがとても多いので、「このような規定の整備をした方がいいですよ」と提案をすると喜んでいただけますね。

このように保険以外のプラスアルファのサービスを提供し、中小企業の社長さんの頼れる相談相手でありたいと考えています。公的保険、公的年金は民間の保険や年金にリンクされる部分が多いので、今後も、そのような保険事故があったときには即座に、公的年金の請求を含め、お客様に信頼、安心を得られるようなサービスを提供して行きたいと思います。

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